分散型ストレージネットワークのファイルコインは、プロトコルラボやWeb3エコシステム内の他の参加者と提携し、分散型ストレージ・アライアンスを立ち上げた。発表によると、新たに設立されたアライアンスの主な目標の1つは、教育、普及といった活動を通じて、Web2企業のWeb3への移行を支援することだとしている。

アライアンスは、アドバンスド・マイクロ・デバイス(AMD)とアーンスト・アンド・ヤング、ストレージ大手のシーゲートなどが参加。分散型ストレージのようなWeb3技術の採用を促進するために、さまざまな企業が協力し信頼できる環境を構築することを目指す。

また、分散型ストレージネットワークへのデータの取り込みプロセスを改善し、新しいデータセンターがネットワークに取り込むのを容易にするための教材や技術リソースへのアクセスを提供することも目指すという。

プロトコルラボのネットワーク成長責任者であるステファン・ベルバート氏は次のように述べた。

「Web2とWeb3にわたる一流のリーダー達が、分散型技術の未知の可能性を探るために集まった。このアライアンスには、インターネットの基盤を変革する力がある」