ビットコイン相場は朝から大荒れの展開だ。昨日から下落が続いており、今朝は年初来最安値を更新。

一時37万円台をつけるなど、中長期の下落トレンドが続いている。

(引用元:Tradingview BTC/JPY,15分足,bitFlyer)

ビットコイン下落要因として少なくとも2つの材料が考えられる。米国証券取引委員会(SEC)がビットコインETFの可否判断の期限を来年の2月末までに延期。ビットコインETFに対してオープンなSECのヘスター・ピアース氏が過度な期待をしてはいけないと発言したことも報じられた。

また、ブルームバーグのアナリストが「ビットコインは1500ドルまで下落する」と予想したことが重しとなった可能性もある。

 

ビットコインSV、ビットコインキャッシュ(BCH)を時価総額で上回る


(参考:Coinmarketcap)

ビットコインSVが26%以上上昇し、主要20通貨のうち唯一の上昇となった。

ビットコインキャッシュやEOSやライトコインの時価総額をも上回り、仮想通貨時価総額ランキングで5位まで上昇。

AMBクリプトによると、ビットコインSVの取引高は韓国の取引所アップビットで急上昇。前日比で18%増加したという。ビットコインSV支持者のジョセフ・ダライス氏は次のように述べた。

「(ハッシュ戦争)が終わったと思ったみたいだ。勝利宣言を急いではいけない(中略)これは物事を少しだけ深く考え、ビットコインを取り戻そうとする者たちにとって好機だ」

午前10時前後現在の主要三通貨の価格

ビットコイン(BTC/JPY):37万8283円
イーサリアム(ETH/JPY):9,822円
リップル(XRP/JPY):33.421円
(参考:coincheck)

仮想通貨全体総時価総額


(参考:Coinmarketcap)

約12兆2463万円(午前10時前後時点)

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