18日19時過ぎ現在の主要三通貨の価格
ビットコイン(BTC/JPY):38万6,917円
イーサリアム(ETH/JPY):10,278円
リップル(XRP/JPY):36.386円
(参考:coincheck)
本日の値動き
(引用元:Tradingview BTC/JPY,1時間足,bitFlyer)
昨日からのビットコイン相場は上昇傾向であった。17日夜から急上昇し、上昇前は36万円台半ばであったが、18日早朝には40万円台半をつけた。40万円台をつけるのは約1週間ぶりである。その後、やや下落し19時過ぎ現在では38円台後半で推移している。
ロングポジションが急増
(参考:ビットコインLSチェッカー)
この価格上昇と同期間に、Bitfinexのロングポジションが急激に増加している他、ショートポジションも減少し、ロング・ショート比率ではロング比率が上昇しつつある。ロングポジションが増加し、時間差で上昇した事から先物主導で上昇したとの見方ができる。
センチメントはやや回復傾向に
(引用元:Tradingview BTC/JPY,1日足,bitFlyer)
RSIは今日1日でやや回復した。売られ過ぎを示す30%以下のラインを上回り、40%ライン手前まで回復。少しずつ市場のセンチメントが回復している事が示されている。このセンチメントの回復は、そもそも全体的に回復しつつあるのか、退場者が続出し閑散相場となっているのか、どちらの可能性も含んでいる。引き続き、市場のセンチメントには注目である。
ファンダメンタル材料
仮想通貨取引所が取引高を水増し?
BTI(ブロックチェーン・トランスパレンシー・インスティチュート)が出したレポートによると、コインマーケットキャップに掲載されたビットコイン(BTC)の取引ペアのうち、取引高上位25ペアを調査したところ、その大半に取引高の水増しが見られた。
データ収集にあたり、BTIは取引高データと取引板を分析。マーケットメイカーや、取引監視コンサルタントと3ヶ月に渡り、情報交換を行った。BITのレポートには以下のように記されている
「ビットコイン取引ペアの実際の取引高のほとんどは、CMCに報告された取引高の1%未満だ。上位25の取引所の中で取引高の著しい水増しを行っていなかったのはバイナンスとビットフィネックスの2つだけだった」
取引高を釣り上げ、高い取引高があるように見せている仮想通貨取引所の多数は上場手数料を稼ぐ為とBTIは指摘している。
ICOプロジェクトから多額のイーサリアムが引き出されている
仮想通貨やブロックチェーンのデータ分析を行いSantimentが17日に公表したデータによると、ICOで資金を集めたプロジェクトのウォレットから多くのイーサリアムが引き出されている。
同社のデータによると、過去30日間で40,000ETHが引き出されている。同社のデータサンプルはETHを取引所まで追跡しているわけでは無い為、必ずしも売却されたとは限らないものの、「売却された可能性が示唆されている」とコメントしている。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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