ついにCZの堪忍袋の緒が切れたようだ。

仮想通貨取引所大手バイナンスのジャオ・チャンポン(通称CZ)は12日、昨年11月のビットコインキャッシュ のハードフォークで誕生したビットコインSVの上場廃止を示唆した。

「クレイグ・ライトはサトシじゃない。もう我慢の限界だ。上場廃止だ!

クレイグ・ライト氏は、ビットコイン創設者サトシ・ナカモトを自称している。nチェーンのチーフ・サイエンティストであり、昨年11月のビットコインキャッシュのハードフォーク(分裂)ではビットコインSVを率いて、ビットコインABCと激しく対立した

クレイグ・ライト氏がサトシ・ナカモトであるかをめぐっては懐疑的な声が出ている

最近ライト氏は、ビットコインのライトニングネットワークの普及を目指す「ライトニング聖火リレー(Lightning Torch)」を始めた@hodlonautを名誉毀損で訴えると脅迫。ビットコインマガジンによると、@hodlonautがライト氏に対して「詐欺師」となん度もツイートしたことが理由だという。

今回、CZは怒りが怒りを生む連鎖を断ち切るためにツイッターで上場廃止と発言したと考えられている。

ビットコインSVは執筆時点(4月12日15時30分)までに24時間で9%以上下落した。

ビットコインSVチャート

(出典:CoinMarketCap「ビットコインSV/米ドル(1日)」)