ソーシャルメディアでの存在感に基づいて、強力で物議を醸す起業家たちが仮想通貨起業家トップ10リストを構成している。このリストでは、バイナンスのチャンポン・ジャオCEO（通称CZ）が首位に立ち、詐欺罪で有罪判決を受けたサム・バンクマン-フリード氏が後を追う形となっている。
このトップ10のリストはCoinLedgerによって編集されたもので、それぞれのソーシャルメディアのフォロワー数を組み合わせ、世界で最も広くフォローされている仮想通貨の人物を決定した。
CZ氏と同じく上位トップ3に入っているのは、イーサリアムの共同創設者であるヴィタリク・ブテリン氏と、ツイッターの共同創設者でブロックCEOのジャック・ドーシー氏だ。CoinLedgerの研究では、CZ氏が仮想通貨界で最も人気のある人物として浮上し、X（旧ツイッター）とインスタグラムを合わせて約910万人のフォロワーを有している。
ブテリン氏とドーシー氏は、ツイッターとインスタグラムのフォロワーを合わせて770万人と640万人と、CZ氏に続いている。
マイクロストラテジーの共同創設者であるマイケル・セイラー氏と、ARKインベストメント・マネジメントの創設者兼CEOであるキャシー・ウッド氏は、それぞれ4位と5位に位置している。セイラー氏はドーシー氏のフォロワーの約半分である約325万人を有し、ウッド氏は160万人以上のフォロワーを持っている。
ベンチャーキャピタリストのチャマス・パリハピティヤ氏とマーク・アンドリーセン氏は、それぞれ160万人と130万人のフォロワーで6位と7位に達した。デジタルカレンシーグループのCEOであるバリー・シルバート氏とコインベースのCEOであるブライアン・アームストロング氏が続き、それぞれ125万人と120万人のフォロワーを持っている。
リストの最後の順位は、倒産した仮想通貨取引所FTXの創設者で元CEOであるサム・バンクマン-フリード氏（SBF）がランクインしている。SBF氏は、FTXの崩壊から1年後も、Xとインスタグラムを合わせて106万人のフォロワーを維持している。
Socialbladeのデータによると、FTXの破綻申請で、SBF氏の総フォロワー数は約78万人から110万人以上に増加し、それ以来100万人台を維持している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン