・クールジャパン、東京オリンピック、アニメ、マンガ、ゲームという重要な市場テーマを網羅し上昇期待大
・運営会社は世界最大級のコスプレ・コミュニティ・サイトを既に運営中
・Bancor(バンコール)のCTOや中国著名投資ファンド創業者も参画
・Qryptos経由で海外パブリックセール予定(IEO)
世界で盛り上がるコスプレ
クールジャパンの一角を担うコスプレ。アニメやマンガ、ゲームに登場する憧れのキャラクターや、もうひとりの自分になりきることができるという魅力が、世界的に受け入れられ、世界各地にコスプレイヤーが誕生している。クオリティも日本に引けを取らないどころか、日本のコアファンをも虜にする海外のコスプレイヤーも続々登場しており、手間と費用をかけていることが伺える。ロイターのコラムによると、世界のコスプレイヤーがコスチュームに費やした金額は2017年だけで約2兆円とも推定されている。これはあくまでもコスチュームに限っており、イベントの参加費や写真集の販売など、コスプレに関連するマーケットを考えると、莫大な規模になると考えられる。
また、2020年の東京オリンピックを控え、日本各地でもインバウンドが盛んになる中、アニメの「聖地巡礼」を掲げ、海外のアニメファンを誘致する自治体も出てきている。日本のコスプレイヤーでも外国語を学んで、海外のイベントに参加したり、現地のSNSを駆使して情報発信したりすることも増えている。海外との相乗効果で、ますます市場の拡大が期待される。
コスプレ界の課題
コスプレの楽しみのひとつに、原作を忠実に再現することがある。衣装や小物を細部まで徹底的に作り込み、コスプレ仲間が気づいてくれたときの喜びは何とも言えない。
一方、原作を忠実に再現しようとすればするほど、お金がかかることも事実。写真集を販売したり、撮影会に参加したりして、コスチュームの材料やイベントの参加費などをカバーできるほど収益化できた人気のあるコスプレイヤーもいるが、あくまでも少数。ファンがいても写真集までは作れない、といったケースや、有償の撮影会を開くことに抵抗を感じるコスプレイヤーもおり、個々の収入状況によっては、コスプレ活動の継続を断念しなければならないケースもこれまでに多数見てきた。
また、写真撮影には肖像権や著作権の問題が絡むため、撮影中は楽しく撮影をしていても、家に帰ったあとにトラブルが発生することも多々あった。ましてや、コスプレのグローバル化が進み、言語や法律の違いによる壁まで出てきている。
これらの問題に対して、ブロックチェーン技術を使って解決しようとする画期的なプロジェクトが登場した。
コスプレ・トークン(COT)とは?
コスプレ・トークン(COT)は、世界最大級のコスプレ・コミュニティ・サイト「Cure WorldCosplay(以下、CW)」のみならず世界中で使える事を目指したトークンである。世界中のコスプレイヤー、カメラマン、造形師、ファン、イベント主催者、企業まで取り込んで、コスプレ経済圏を持続的に発展させようとしているプロジェクトだ。テレグラムのメンバー数は、日・英・中合わせて20万人を超えており、注目度の高さが伺える。
・世界180 カ国以上72万人のコスプレイヤーが利用
・12カ国語対応のプラットフォーム
・投稿された作品数は650万枚以上
・SNSのトータルフォロワー数は43万人以上
CWでは、COTとPlayer Coinと呼ばれる、2種類のトークンが流通することになる。COTがCWで発生する取引の基軸通貨となり、決済や準備金として使われるのに対し、Player Coinは参加するユーザーが自らの付加価値を創造するため、自由に発行できるトークンである。
今回のICOの対象となるのは、前者のCOTである。また、QUOINE社が運営する取引所『Qryptos』経由で海外パブリックセール(IEO)も予定されている。
IEOとは
仮想通貨取引所がICOを取り仕切るトークンセールを
「IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)」と呼ばれており、今後のICOの大きな流れになっていく。
現在Pro-RegulationでユーザーのKYCをちゃんと行っているIEOとしては『Qryptos』が世界で唯一。
しかし残念ながら、「Qryptos」のサービスを日本の居住者は使う事が出来ない。
COTのメリット
⑴作品の権利者を明確に
ブロックチェーンの特性を活かし、作品の権利者を記録することが可能となる。これにより、肖像権や著作権のトラブルを解決できる。また、イーサリアム上のトークンであるため、スマートコントラクトを実装している。よって、収益を適切に分配することができ、コスプレイヤーやカメラマンにとって創作意欲の促進につながるだけでなく、活動費用の問題で断念しようとしているコスプレイヤーに継続の助けとなったり、これまで費用の問題で活動継続を断念していたコスプレイヤーが復活するきっかけになったりすることも期待できる。市場が拡大する要因にもつながるのではないだろうか。
⑵顕在化されていない価値を引き出す
現在運用されているCWのメリットは、イベントが少ない地方在住のコスプレイヤーや海外在住のコスプレイヤーにも、他のコスプレイヤーと交流する機会を与えることでもあった。ブロックチェーンを導入することで、従来のメリットにプラスして、第三者に改ざんされる恐れのない評価システムを構築でき、また評価に応じたインセンティブを受け取れる仕組みの実装も可能となる。つまり、写真集も出していないし、撮影会もやっていないコスプレイヤーを応援したいけど、というファンにとっても経済的支援が可能になる。
⑶グローバル化にも対応
コスプレは視覚によるところが大きく、言葉がわからなくても伝わりやすい、というメリットがあり、CW自体も12カ国語に対応しているので、グローバル化が進んでいたと言える。一方、コスチューム制作におけるテクニックやかっこよく撮影するための秘訣など、言葉での交流があったほうが良いこともある。情報投稿や記事翻訳に対して、ユーザーが評価し、それに応じたインセンティブを受け取れる仕組みも実装できる。
発行体の安心感
ICOで気になるのは、値上がりの期待ももちろんだが、発行体そのものだ。
株式会社キュアが運営するCWは、2001年にオープンしたCureと2011年にオープンしたCureの国際版といえるWorldCosplayが2016年に一本化され、コスプレ専門のSNSとしては歴史が長い。長い運用期間で発見した問題をもとにしたソリューションということで、信頼性も高いと言える。
もちろん、歴史だけではない。アドバイザーには、BancorのCTO、レヴィ・ユディ氏やTopChainの創業者、ジャー・コウメイ氏も名を連ねている。Bancorの技術を活かしてトークンの流動性を確保したり、TopChainとのパートナーシップで、もともと親和性の高いゲーム界とコスプレ界の相乗効果を狙ったりすることが期待できる。
世界のイベントで活躍する台湾のE子さんや中国でWeiboのフォロワー数80万人を有しNo.1 と言われるシーユーさんをはじめ、世界的に活躍する16名のコスプレイヤーをアンバサダーとして任命しているのも、世界からの期待の高さを表している。
トークン詳細
まとめ
日本にとどまらず、世界的に注目を集めているコスプレ市場。アニメだけでなく、ゲームや漫画などとも親和性が高く、東京オリンピックやインバウンドをきっかけに、これらの文化が世界に普及するにつれ、コスプレの2.5次元パワーがさらに爆発的なものへと進化することが期待できる。コスプレ・トークン、爆上げなるか?
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