ビットコイン急落の引き鉄は米大統領弾劾?売り材料一巡か【朝の仮想通貨市況】

著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

Review

トランプ弾劾騒動も影響したか

昨日のBTC相場は朝方に大きく下落、その後は若干の反発を見せつつ落ち着きどころを探る展開が続いている。FOMCやBakktの開始といった材料でレンジブレークに失敗、上値を重くしていたところにBakktの出来高の低調が伝わり、更にハッシュレートが4割低下したというショッキングなヘッドラインが引き鉄を引いた形で急落したBTCだが、直接のきっかけは日本時間午前3時ころにペロシ米下院議長がトランプ大統領の弾劾に関する記者会見を開くとし、弾劾手続き入り確実と見られて米株・米ドル・米金利が急騰、既にアルトコインが崩れ始めていたBTC相場のダメを押した格好だった。しかし、民主党が優勢な下院が訴追に成功しても、実際に裁判が行われる共和党が優勢な上院で2/3の賛成を得る事は事実上不可能としてと他の市場は値を戻したが、BTC相場は戻しきれず、とはいえ安値更新も出来ず、安値圏での揉み合い推移となっている。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。