著者 中村健太郎 (なかむらけんたろう)FXcoin 所属
大手総合商社で為替予約・ポジション管理、トレードファイナンス、バックオフィス等、幅広く財務関連業務の経験あり。海外(シンガポール)では、アジア・大洋州地域のコーポレートファイナンスに従事し、2019年10月より現職。
Review
海外時間で上昇
昨日のBTC相場は日中は底堅く推移後、海外時間で上昇。一昨日に年初来高値を更新し144万円台まで上昇後、135万円台まで下落、Paypalの暗号資産サービス開始するといった好材料もあり139万円台まで持ち直したものの、コロナ感染拡大懸念やBTCのハッシュレートが低下していることもあってか、再び135万円台まで下落した。海外時間に入ってからBTCは上昇。コロナ拡大で景気回復が失速していることを背景にECBラガルド総裁が12月の追加緩和を示唆する発言があったことや、米株のハイテク株中心に買いが入り反発したこともあり、BTCも上昇、一時142万円台まで上昇した。一昨日Yearn Finance創業者が新トークンをローンチ、新トークンは10ドルから取引が始まったが、同氏の新プロジェクトへの期待でローンチ数時間後には2000%の急騰となったが、DeFi関連銘柄やBTC相場への影響は限定的であった。
Outlook
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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。