著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

Review

サトシでなくてクレイグ氏?

昨日のBTC相場は続落。未明に105万円から100万円まで急落、戻し切れずにいると、100万円を割り込むと再びロングの投げを誘発、一時95万円近くまで急落した。2009年に採掘されたBTCが移動、BTC創始者で謎の人物ナカモト・サトシの売却かと噂が広まり100万円まで急落したBTCだが、ブロックの特徴からサトシではないとの観測もあり103万円まで値を戻していた。しかし、移動元のアドレスが自称サトシのクレイグ・ライト氏が裁判で110万BTCの支払いを命じられたが、自分のものだが移動が出来ないと主張しているものの一つと一致したと報じられ同氏が売り始めているとの憶測も浮上、再び上値を重くした。またCointelegraphによれば半減期後マイナーが在庫の売りを加速させていることも影響したか。米州時間に金価格が反落、BTCも100万円を割り込むと下げ足を速め、一時9000ドル(97万円)を割り込み、95万円まで値を下げている。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。