著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト

東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通

Review

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週末のBTC相場は下にいって来いの展開。200万円近辺でのもみ合い水準から193万円台まで下落、しかし再び200万円近辺へ値を戻している。NYダウの3万ドル乗せや米景気対策の年内合意への期待もあり200万円近辺でもみ合い推移を続けていたBTC相場だが、金曜日の夕刻に11/27から続いていたサポートを割り込むと195万円近辺まで値を下げていた。GrayscaleのBTC信託が24時間で7000BTC増加の報や米規制当局の誰もBTCを禁止しようとしていないとのコメントもあり199万円に値を戻すも、英EU通商交渉難航でユーロ売り、ドル買いとなる中、193万円台まで下落した。しかしXRPがダブルボトム気味に反発、またMicroStrategyのCEOが追加で50百万ドルのBTC購入を広報すると反発、ショートカバー気味に200万円にワンタッチした。その後もXRPの60セント回復などもありBTCも底堅さを見せ200万円台を回復している。
 

Outlook

今後の展開

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。