著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
Review
8月12日の水準まで失速
昨日のBTC相場は軟調な展開。3度目のトライで124万円を上抜けに成功したが、125万円で上値を抑えられるとじりじりと値を下げ始め、118万円台までの下落を見せた。週末に付けた120万円から125万円台まで順調に値を戻していたBTC相場だが、アルトコインの買いが一巡したことや金が反落し始めたこともあり上値を抑えられた。NY市場の引けにかけ米株が上昇、更に日経平均がコロナショック後の高値を更新する中、再び125万円にワンタッチするも失速すると、ETHが再び400ドルを割り込んだこともあり122万円台まで値を下げた。この水準は日曜日の安値だったこともあり124万円まで戻すも再び失速、122万円近辺で一旦もみ合うも、同じく60ドル水準でもみ合っていたLTCが失速するとBTCも下げ足を速め118万円台まで下落、足元では121万円近辺まで値を戻している。
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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。