ビットコインなど主要な仮想通貨のトランザクションの追跡サービスを提供する「ホエール・アラート」は、そのサービスのバージョン2を開発中であると発表した。APIや不正行為の追跡機能などを改善するとしており、2019年第4四半期にも公開する予定だ。

ホエール・アラートは20日にバージョン2を開発中であることを発表した。

「2019年第4四半期に稼働する、世界最大の独立したブロックチェーントラッカーであるホエール・アラート v2を発表できることを嬉しく思う。より多くのブロックチェーン、より詳細な分析、さらに多くの機能を装備!」

バージョン2について説明したウェブサイトでは、予定されている機能に関して詳細が記されている。

バージョン2では「ウェブサイトとAPIの改善、不正行為とハッキング追跡の改善、すべてのブロックチェーンにまたがるエクスプローラーの改善が含まれる」という。

ウェブサイトの説明のよれば、ホエール・アラートのv2では、詐欺やハッキングを追跡するために特別に設計されたより高度な分析を提供するという。また仮想通貨のアドレス識別の信頼性スコアを表示するほか、既知のアドレスについては所有者とウォレットのタイプ(ホット、コールド、デポジットなど)も表示されるという。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版