4月28日の週足終値付近で、ビットコイン (BTC) は一時64000ドルを超え、アルトコインも上昇している。

テザーのドミナンス低下でアルトコインに循環か
Cointelegraph Markets ProとTradingViewによると、週末にかけてビットコインの勢いが強まっている。週の安値であった 62,400 ドルから反転し、執筆時点では 63,500 ドル付近で推移している。
アルトコインも米国市場の時間外取引で好調で、アルトコイン全体の時価総額は1%ほど上昇している。

仮想通貨相場分析会社Skewは最近の市場パターンに触れつつ、X (旧 Twitter) 上で「アルトコインは非常に良好に反発しているが、依然として週の最高値を月曜から火曜にかけて更新する傾向を打破しなければならない」とコメントした。
同氏は、レンジ上限付近で売り圧力がビットコインに作用し、上昇を妨げるだろうと予想している。

トレーダー兼相場コメンテーターであるMoustache氏は、2017年に市場が最高値を更新する以前のような本格的な「アルトシーズン」が到来するとみている。
時価総額で最大のステーブルコインであるテザー(USDT) の月足ドミナンスチャートは今年上昇トレンドラインを下抜けた後、再上昇を試みているがこれは単なる "バックテスト "に過ぎないと彼は示唆した。「USDTのドミナンスが下がると、アルトコインが上がる」と同氏は主張している。
「個人的には、2017年以来最大のアルトシーズンが到来していると感じている」

その他の人々は「伝統的金融 (TradFi)」取引の開始を待って、仮想通貨市場の今後の動きについての手掛かりを探しているようだ。
トレーダーの Daan Crypto Trades氏は、Xのフォロワーに向けて「週末のこれまでの値動きは順調」と明らかにした。
「CME が再開するまで、BTC から目立った動きは見られないだろう。」

「非常に強気」なBTC価格構造が強気相場を維持
ビットコインは、前サイクルの史上最高値を下回るレンジで推移しているにもかかわらず、投資家の期待を裏切っていないようだ。
トレーダーの Alan Tardigrade氏にとってBTC/USDの月足チャートは期待に満ちていると言う。「月足チャートでは、ビットコインはまだ三角持ち合いの上部に位置しており、これは非常に強気だ」と主張している。
「将来、長期的で堅実な強気相場を迎えるためには、コンソリデーション(調整)が必要だ。」

PR記事「仮想通貨取引所Gate.io 新規口座開設で7700円相当の軍資金! もらって取引キャンペーン実施中 【先着順】」