新型コロナウイルスによる影響をうけて仮想通貨・ブロックチェーン関連の仕事が増えている。

世界最大の仮想通貨取引所バイナンスは、4月23日に従業員数が1000人を突破しほぼ毎日新たな雇用を歓迎していると明かした。また米国の仮想通貨取引所クラーケンは、先月末、約10%の雇用拡大を目指していると報じられた

フォーブスによると、2020年1月1日以降のIndeedで仮想通貨関連の求人は4.77%増加。3月いっぱいで仮想通貨関連の求人数は8.73%も増えた。ソーシャルディスタンス(社会的距離を取ること)やテレワークへの対応に追われる産業がある一方で、仮想通貨・ブロックチェーン業界は概ねそれらに対応済みであることが一つの要因であろう。

仮想通貨関連の求人は、IBMやシスコ、デロイト、コインベース、JPモルガン・チェース、フェイスブック、アクセンチュア、リップル、EYなどから出ている。

さらにテレワークが条件の仮想通貨関連の仕事の場合は、エンジニア職を中心に1月以降で40.3%も急増。3月だけで42.86%も増えた。