カナダに上場した仮想通貨マイニング企業ビットファームズ(Bitfarms)は、新型コロナウイルスの影響で、一時的に従業員を解雇する。4月6日に発表した。その他、諸経費の削減にも取り組むとしている。

同社は、計算パワーを最大限にするために運営を最適化し、3月19日以来、1日の平均ハッシュレート750PH(ペタハッシュ)を維持しているとし、困難な時期においてもプラスのキャッシュフローを何とか維持しているとしていると述べている。

しかし、この危機への対応として、政府のガイダンスに則ったスタッフ削減を行うとしている。詳細は明かしていない。

今回の発表では、運用費など諸経費のコスト削減などで一般管理費の20~25%の削減を目指す施策に触れている。ジョン・リムCFOは、以下のように述べている。

「我々の事業モデルにあった費用効果を追求し、ビットファームズといった効率の良いマイナーは、マイニング経済の短期的な不安定性に耐えうる最適なポジションに位置し、ビットコイン半減期関連の潜在的課題を含め長期的に維持するだろう」

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン