米誌フォーブスやThe Block プロ投資家向けに有料購読サービスを相次ぎスタート | 機関投資家の本格参入に対応か

著名経済誌フォーブス、そして仮想通貨・ブロックチェーン特化型ニュースサイトであるThe Blockが、相次いでプロの投資家向けの有料購読ニュースサービスをスタートした。2019年に予想される機関投資家の本格的な業界参入を見越した動きとみられる。

The Blockは19日、「The Block Genesis (ザ・ブロック・ジェネシス)」というプレミアムコンテンツを開始した。プレミアムコンテンツはこれは年間1000ドル(約11万円)で、調査・分析記事を配信する。The Blockは昨年9月に創刊したばかりの仮想通貨・ブロックチェーン業界に特化したニュースサイトだ。数多くのスクープや解説分析記事などで、既に業界の中でも認知が高まりつつある存在だ。

「ジェネシス」購読者はプレミアム・コンテンツへのアクセスだけでなく、編集部の記者やプレミアム会員が参加するチャットへの参加も可能で、The Blockが将来開催するイベントや他の商品の割引も得られるという。

老舗経済誌もサブスクリプション開始

フォーブスは2015年にフィンテック50の特集を開始し、早い段階から仮想通貨・ブロックチェーン業界の動向をカバーしてきた。今年の初めからは「Forbes CryptoAsset & Blockchain (フォーブス クリプトアセット&ブロックチェーン)」という有料購読型のデジタルニュースレターを開始したPublishersDailyは、「より選ばれた読者を対象に業界の深い洞察を提供し、業界の声としてのブランドを確立することを目指している」と報じている。

このニュースレターは年間595ドル(約6万5000円)。投資家であり、仮想通貨投資に関する著作もあるジャック・テイター氏が編集する。

フォーブスの記者がこの月刊のニュースレターの編集・執筆にあたり、リップルのCTO、デービッド・シュワーツ氏、Zcashの共同創業者&CEOのズーコ・ウィルコックス氏などへのインタビューコンテンツも予定されているという

フォーブスの「Money&Markets」セクションのVP兼編集長であるマット・シフリン氏は、Publishers Dailyに対して以下のように語っている。

「このニュースレターは、ブロックチェーンと仮想通貨に対する潜在的な投資家の教育を目的とし、行動に移すことが出来て、利益を上げることが可能なアドバイスを提供することにある」

老舗ビジネスメディアのフォーブス、そして創刊から5ヶ月目の新興メディアThe Block による相次ぐ有料コンテンツ開始は、今後の機関投資家やプロ投資家の市場参入を予測する一つの兆候と言えるかもしれない。