米国の代表的な株価指数であるダウ工業株30種平均が前日比で1294ドル上昇し過去最大の上昇幅を記録した。仮想通貨相場もビットコイン(BTC)などを中心に全面高となっている。
(出典:Coin360 日本時間3月3日6時30分)
ダウ上昇の背景にあるのは、米連邦順位理事会(FRB)や日銀などによる景気刺激策に対する期待の高まりだ。新型コロナウイルス対策として中央銀行が利下げをすることへの期待から米国の10年債の利回りは下がった。
世界同時株安とともに下落していたビットコインも3月2日に上昇。5日ぶりに9000ドル回復しそうだ。
ビットコイン ガチホ勢は売ってない
コインメトリックス、ここ数日間でビットコインを売却した層は、30日間や90日間のみビットコインを保有していた層だ。180日もしくは1年保有していた層が持つビットコインの量は横ばいであり、2年以上の層は保有量を増やしていた。
(出典:Coinmetrics 「ビットコイン保有者(日数別)」)
新型コロナウイルスで世界的にマーケットが暴落する中、仮想通貨市場では短期的な保有者が売っていた可能性がある。