仮想通貨による即時融資サービスを手がけるネクソ(Nexo)は、金利を引き下げると10月22日に発表した。長期にわたるコスト効率がよい資金調達が確保できたとしている。
ネクソの仮想通貨のクレジットラインは、5.9%で開始し、最低額の設定がなく信用確認が不要で、200の地域で利用できるという。
デジタル資産保持者は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)などの仮想通貨バスケットに対して借り入れることが可能で、自身が所持する資産の所有権を失うことがない。
ネクソは今年8月、同社トークン保持者に配当金として合計240万9574.87ドル(約2億6200万円)を支払ったと発表。年利が12.73%に達したとしていた。ユーザー数は25万人で、S&P500インデックスに上場しているどの配当金支払いストックより高かったとしていた。
また同月、マスターカードのブランドを使った仮想通貨クレジットカードの発行を発表。マスターカードが使える店舗で利用でき、現在は欧州でのみ利用可能で、年末までにアジアや米国に進出する予定という。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版