コインシェアーズによると、12月22日に終了した週の仮想通貨投資商品への資金流入は、前週の1600万ドルの流出から反転し、1億300万ドルに達した。仮想通貨上場投資信託商品(ETP)は、過去13週間で12週連続の資金流入を記録している。
US$103m inflows in digital assets last week, no report on Monday. Merry Christmas! pic.twitter.com/xAVzCrPPkQ
— James Butterfill (@jbutterfill) December 23, 2023
ビットコイン(BTC)ファンドは、総額の85%を占める8760万ドル以上の資金流入を記録し、すべての仮想通貨の中で最大の資金流入となった。イーサリアム(ETH)は2位で、790万ドルの資金流入を記録した。ライトコイン(LTC)とアバランチ(AVAX)のETPは、全体的なトレンドに逆行し、それぞれ40万ドルと260万ドルの純流出を記録した。
地域別では、ドイツが総額の40%超の資金流入を記録した。カナダは2位で、総額の25%を占めた。米国は20%、スイスからは約15%の資金流入があった。
仮想通貨ファンド商品の現在の強気相場は、9月29日の週に始まったようだ。それ以前は、仮想通貨ファンドは過去9週間のうち8週間で流出していた。
コインシェアーズは以前のレポートで、最近の資金流入は、米国でビットコイン現物ETF(上場投資信託)がまもなく承認されるというトレーダーの楽観論の結果である可能性があると推測した。これが実現すれば、仮想通貨ファンド、特にビットコインへの需要は高まると予想される。
11月24日に終了した週は、13週間の期間中最大の資金流入を記録し、純額で3億4600万ドルに達した。その後、資金流入は大幅に鈍化したが、基本的なトレンドは依然としてポジティブである。