リップル幹部、仮想通貨業界での人材ミスマッチで提言

リップルのソーシャル・インパクト部門の責任者を務めるケン・ウェーバー氏は、20日付のオープンアクセスガバメントとのインタビューの中で、仮想通貨業界が求める人材の供給が追いついていない現状について解説し、解決策を提案した。

ウェーバー氏は、過去1年間でブロックチェーン関連の技術を持つソフトウェアエンジニアに対する需要は517%増加したものの、今年、英国ではビジネスの11%しか適切な技術者を雇えず、ブロックチェーン関連の技術者となるとさらに低い数字になると指摘した。この「需要が供給をはるかに上回っている」状態についてウェーバー氏は、2つのタイプのブロックチェーン専門家の住み分けの必要性を訴えた。

「まず、変化にすぐ対応できるほどの技術力を持ったエンジニアが必要。次に、ブロックチェーンをビジネスの目的で適用できる技術職でないシニアレベルの従業員が必要。ただ、こうした従業員も技術の知識が必要だ」

ウェーバー氏は、世界の大学トップ50の40%以上が少なくとも1つのブロックチェーンか仮想通貨の授業を提供していると指摘。ただ、法律やエンジニア、数学、ビジネスなど異なる学部が提供していると問題視し、大学が業界で求められる実際の役割と関係のある授業を提供する必要があると述べた。

また、同氏は、仮想通貨業界側がもっと大学側と提携する必要性を訴えた。

リップルは、世界の名門大学と提携を続けており、先月30日には東京大学と京都大学とブロックチェーン研究で提携したと発表した

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版