仮想通貨ヘッジファンドの昨年の平均損失が46%だった。フィナンシャル・タイムズが報じた。ヘッジファンドは、ビットコインが72%も下落するという昨年の弱気相場を生き残ったようだと伝えている。
記事によると、会計大手のPwCとデジタル資産マネージャーのエルウッドが約150の仮想通貨ヘッジファンドを調査。クオンツ・ファンド(定量分析を行うファンド)のパフォーマンスは高く、リターンの中央値は8%だったという。
ただ、1000万ドル以上の資産を運用するのは150ファンドのうちのたった10ファンド。また、今回の調査はすべてヘッジファンドの自己申告に基づいているという。
仮想通貨ヘッジファンドのパフォーマンスに関しては、去年第4四半期(10-12月)に18.8%の損失を記録したもののビットコインガチホ組よりは上出来と報じられていた。