仮想通貨取引所ビットフィネックスが記事執筆時点で3時間近く、取引ができない状態が続いている。
ビットフィネックスが8月13日に投稿したツイートによると、UTC時間の12日20時25分で取引を公式に停止。ステータスページ位はオンラインになっており、ビットフィネックスはプラットフォームのパフォーマンス低下の問題を調査しているとしている。
「原因は特定され、取引活動の復旧に努めています」とし、「すべての資産に問題はない」とツイートしている。
取引所を乗り換えるトレーダーも
取引所がダウンしたことで、多くのトレーダーがプラットフォームを切り替えようと考えているようだ。
あるツイッターユーザーは「ここでこれ以上取引できない」とし取引所を離れるコメントを投稿した。バイナンスに乗り換えることを促しているユーザーもいるが、バイナンスも米国版であるバイナンスUSが8月7日にダウンしたばかりだ。
ビットフィネックスはこれまでに想定外の停止が数回発生している。既報の通り、2019年2月には仮想通貨市場が急上昇している中で2時間以上もダウンした。
一方で、ビットフィネックスは資産に問題はないとしているものの、多くのユーザーはシステム停止による潜在的な損失の補償を求めている。
Abdulrazzaq1213は少なくとも1BTCを補填すべきと投稿。さらにqoseristerは「私の12イーサリアムを食べた」として、ビットフィネックスは信用できないとツイートしている。
【追記 8月13日午前10時50分】
ビットフィネックスは日本時間の13日午前10時44分、ビットフィネックスでの取引が再開したと発表した。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン