仮想通貨取引所コインチェックは6日、仮想通貨Qtum(クアンタム、QTUM)を3月12日から開始すると発表した。国内の取引所でのQtumの都立会は初となる予定だ。

サービスの対象は、コインチェックでの送金・受取・購入・売却に加え、貸仮想通貨でもサポートする。

コインチェックは2月25日にQTUMを取り扱う方針を発表していた。今回、具体的な取り扱い開始日がわかった。QTUMが上場すれば、コインチェックでサポートする仮想通貨は12銘柄になる。

Qtumは、2016年12月にQtum財団が開発した仮想通貨だ。ビットコインで用いられている残高確認方式(UTXO)を採用し、イーサリアムのスマートコントラクトを実装でき、コインチェックの発表によれば「ビットコインとイーサリアムの長所を掛け合わせた仮想通貨と言われている」という。

分散型アプリケーション(Dapps)プラットフォームとしての機能も備えている。昨年5月、グーグル運営のクラウドサービス「グーグル クラウド プラットフォーム(GCP)」のソフトウェアパートナーと協力し、ユーザーが分散型アプリ(dApps)やサービスを手軽に開発できるようにすると発表している