「日々、未来の現金になろうとしているよ。あなたの財布の中じゃなくて、コンピューターの中でね!」
ブラックユーモアなどで知られる米人気アニメ「ザ・シンプソンズ」の最新話(シーズンズ31:エピソード13)で仮想通貨(暗号資産)が登場した。アニメの中では人気海外ドラマ「ビッグバン☆セオリー」に出演する有名俳優ジム・パーソンズがトランザクションが分散型台帳に記録されることやブロックチェーンの仕組みについて説明した。
さらにアニメ化された分散型台帳が登場し、自身で仮想通貨の仕組みについても解説。ジム・パーソンズは最後に以下のように話した。
「仮想通貨を定義しながら「仮想通貨」という言葉を繰り返し使用すると、初心者が仮想通貨を理解しているように見えます。あれは仮想通貨の山です。システムでは、仮想通貨の追加ユニットを作成するためのルールが定義されています。従来の通貨のような法定通貨によって生成されるか、単にランダムに作られるか、もしくはすべてがレブロンに与えられる。」
さらにシンプソンズは重要な情報を握っているようだ。
「我々はサトシが誰だか知っているよ。言わないけどね」
シンプソンズは未来を予測する
仮想通貨コミュニティはこの放映を好意的に受け止めている。
Altcoin Dailyは以下のようにコメントした。
「シンプソンズがやった!仮想通貨は#TheSimpsonsのすばらしいジムパーソンズによってリサに説明された!未来のお金だ!強気だ!」
シンプソンズはブラックユーモア交じりに未来を予想することでも知られている。
特に大人をターゲットに政治や経済の流行を取り入れたコンテンツを制作しており、約10年前には2016年の大統領選前に、ドナルド・トランプ氏を大統領として紹介。最近では海外人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の最終回を推測している。
さらに1997年にはエピソードの一部で「暗号の納屋」や「コードの負荷」といった、場面が登場していた。
【関連記事:ビットコイン、シンプソンズ完成で下げ一服か】
【関連記事:さよならシンプソンズ 仮想通貨ビットコインの不安材料が1つなくなる eToroアナリスト分析】
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン