米フロリダ州南部地区連邦地方裁判所は10日、クレイグ・ライト氏に調停のために出廷を命じた。クレイグ氏は元同僚でコンピュータセキュリティ専門家の故デーブ・クレイマン氏から仮想通貨ビットコイン110万BTC余りを盗んだとして、遺族から訴えられている。

クレイグ氏はこれまでに出廷について「不当な負担」であることを理由にビデオ会議での審議を求めている。

この申し立ては原告から棄却されており、原告側は現在までの証拠でクレイグ氏の窃盗を立証するのに十分な証拠が揃っていると主張。これらを受けて、裁判所は「原告側はクレイグ氏自身の出廷が審議を有意義にするとの主張」を支持し、6月18日の出廷を命じている。

 

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版