時価総額6位の仮想通貨カルダノ(ADA)創設者のチャールズ・ホスキンソン氏は、クロスチェーンのためのコミュニケーション面で、ライトコイン創設者チャーリー・リー氏と一緒に働くことを問題視しないと述べた。

カルダノは今年の成長著しい主要アルトコインの1つ。年初来で300%近く急騰し、24時間比でも10%以上上昇している。コインマーケットキャップによると、時価総額でライトコインを抜かして、現在6位のビットコインSVを猛追している。

ホスキンソン氏は7日、ツイッターでリー氏に対して「何か一緒にできるといいね」と発言し余裕をみせた。

「ライトコインとカルダノでクロスチェーンのコミュニケーションのテストするというアイデアは素晴らしいじゃないか。我々にはたくさんアイデアがある。あなたたちにもきっとあるはずだ」

ビットコインSVも抜いた?

先述の通り、コインマーケットキャップではカルダノはビットコインSVの後塵を拝している。

しかし、ノーミックス(Nomics)によるとカルダノは6位とビットコインSVを抜いている。

背景にあるのは、カルダノの供給量の違い。コインマーケットキャップでは259億2707万538ADAである一方、ノーミックスは311億1248万4646ADAと計測。ノーミックスは、カルダノ財団や開発会社のIOHK、マーケティング会社のエマーゴに分配されたADAの分も計測しているという。

カルダノは今月1日、「Byron(バイロン)」から「Shelley(シェリー)」へのアップグレード。シェリーは分散化をより進めることになり、スマートコントラクトを導入する「Goguen(ゴーグエン)」の基礎を築く。

また3日には、米国最大の仮想通貨取引所コインベースのカストディ (資産管理)サービス利用で合意したと発表。将来的にコインベースに上場するのではないかという期待が高まった。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン