コスプレ業界の新たな決済手段として期待されている仮想通貨COT(コスプレトークン)は、日本の仮想通貨取引所2カ所での上場が決定したと3月3日に発表された。
COTは、コスプレ業界特化型という珍しいコンセプトに加え、コスプレ市場自体が年15%という目覚ましい勢いで拡大し続けているため、業界外の投資家もCOTの実需拡大に注目しているのではないか。
しかし、この世界的なコスプレ人気の上昇とは裏腹に、多くのコスプレイヤーやコスプレ専門カメラマンは、経費さえ回収できずにいるのが現実だ。高いポテンシャルを持つ人材が、積み重なる赤字によってコスプレ業界から失われている。
この「コスプレは稼げない」問題で泣く人がいなくなる時、それはCOTで投げ銭や支払いが気軽に行われている世界なのかもしれない。
COTは海外の仮想通貨取引所Bittrex等でもすでに取引されている。世界で100万人以上が利用しているWorld Cosplay(ワールドコスプレ)を活用してNFTサービスのCurecos(キュアコス)は、SNS内の主要通貨として、COTを本格導入する。
急速に存在感を増しているCOTやコスプレプラットフォームのCurecosは、いかに「コスプレは稼げない」問題を解決していくのか。
国内で初めて2社の仮想通貨取引所への上場を記念して現在キャンペーンを行っている。
>2社同時上場記念キャンペーンはこちら
コスプレSNS × ブロックチェーンの「Curecos」とは
・世界中のコスプレ愛好家100万人が登録済みのSNS
・イーサリアムベースの仮想通貨COTを発行。サイドチェーンPolygonを基盤にNFTサービスを開始。SNSにCOTを軸としたインセンティブを導入することで、コスプレ経済圏の活性化を目指す
・NFTやDeFiなどブロックチェーンの先端技術を駆使し、コスプレ業界の諸問題解決に取り組む
コスプレNFTサービスCurecosとは
World Cosplay(ワールドコスプレ)とは、コスプレイヤー、ファン、カメラマン、コスチューム製作者など、世界180カ国から100万人以上が登録している、コスプレ愛好家のためのプラットフォームだ。
SNSやイベント、ショーを通じた交流の場であり、世界的に見ても巨大なコスプレコミュニティとなっている。

World Csosplayでは、コスプレイヤーによる画像投稿を中心に活発な交流が行われている

世界各国にいるCurecosのアンバサダー(一例)
今回Curecosは、「World Cosplay」を基盤にしてNFTを実装したあたらしいサービスだ。あたらしいサービスにした理由は、仮想通貨COTが国内でも上場決定したことで、コスプレ業界の課題解決に取り組む体制が本格的に整ったからだ。
Curecosは、COTによる投げ銭機能により、ファンがコスプレイヤーやカメラマンを気軽に応援できる仕組みであり、コスプレ作品のNFT化などで、コスプレイヤーやカメラマンの収益増加を目指すプラットフォームだ。
年15%のペースで拡大し続けているコスプレ市場
チャイナ・リサーチ・アンド・インテリジェンス(CRI)によると、2017年のコスプレ市場規模は178億ドル(約2兆円)だったと推定されている。
これは、コスプレイヤーの衣装やメイク道具、ウィッグ代を元にした数字である。イベントのチケット代や宿泊費、撮影費、交通費を含めた実際のコスプレ市場は、より大きい可能性が高い。
2010年時点では、コスプレ衣装等の市場は65億ドルで、そこから毎年15%のペースで拡大し続けてきたことも特筆すべき点だ。
さらに、EventBrite社によると、コスプレイベントの参加者の59%は、1万1000円〜5万5000円を支出するという。コスプレ業界は購買意欲も旺盛なようだ。
人気なのに稼げない理由は?コスプレ業界の課題
上記のように世界のコスプレ市場は盛り上がりを見せているが、一部のプレイヤーを除くプレイヤー達はなぜ稼げていないのか。業界は多くの課題を抱えている。
・コスプレイヤーやコスプレ専門カメラマンの収益確保の仕組み
・なりすましや盗作
・コスプレイヤーと、カメラマンや企業間で頻発するトラブル
最も重大な課題は、業界の主要プレイヤーとして活動する、コスプレイヤーやカメラマンの収益確保の仕組みだ。
コスプレイヤーの主な収益源は、撮影会を開催した際に徴収する参加費、写真集の売り上げだ。
平均的なコスプレイヤーは、コスプレによる売り上げは月0円〜数万円程度で、それは衣装代を賄える金額でさえない。
さらに、マーケティングのプロではないコスプレイヤーが、効果的に撮影会の周知を行い、より多くの参加者を獲得するのは簡単なことではないのだ。
コスプレの質が正当に評価される仕組みがないため、多くの才能がまだ発掘されていない状態にある。
カメラマンは、コスプレイヤーからの依頼でプロとして撮影する場合もあるが、その際の撮影費や交通費の取り扱いが曖昧であるなど、売り上げを作るのは簡単ではない。撮影した写真・作品が正当な評価を受け、市場できちんと収益化できる仕組みが必要だ。
コスプレ業界でトラブルが頻発するのも、著作権や収益分配含め、そもそも整備された制度がないことに由来している可能性がある。巨大化したコスプレ人口を支える大規模な仕組みが求められているのだ。
コスプレは稼げる!Curecosの解決策
コスプレ愛好家のためのプラットフォームCurecosは、ブロックチェーン技術を活用することでこれらの課題を解決しようとしている。プレイヤーたちの収益を増やし、コスプレ業界に正当な評価システムを導入し、業界全体を盛り上げる仕組みを開発中だ。
・「もっと投げ銭したい!」を促す仮想通貨COT
・作品のNFT化で偽物排除&収入増加
・コスプレ業界への貢献度をブロックチェーンで正当に評価
・世界のコスプレイヤーやコスプレファンのDAO化を促進

「もっと投げ銭したい!」を促す仮想通貨COT
仮想通貨COTは、投げ銭、イベントやNFT作品購入時の支払い手段等として利用できる。ファンはCOTで投げ銭をすればするほど、例えば、応援しているプレイヤーから特別なNFTを受け取れるといった報酬が得られる。このような投げ銭のモチベーションを高める仕組みにより、コスプレイヤーやカメラマンの投げ銭収入は増加するだろう。
現時点では、仮想通貨ウォレットを使うのに慣れていない人もいるため、Curecosは従来通り、仮想通貨以外の投げ銭手段も継続する。
COTの価値と流動性を高める施策
独自の仮想通貨を発行し、その通貨をサービス内の主要通貨として使うプロジェクトによくある問題は、流動性不足だ。業界内外のCOT保有者は、COTを日本円など別の通貨にスムーズに交換できなければ、COTを保有したがらないだろう。
Curecosは、投げ銭時にUniswapやQuickSwapのようなAMM型のDEXを経由させるなどして、COTの流動性が常に高くなるよう対策している。
今後はCOTやLPトークンのステーキングも整備し、さらなる流動性と価値向上を目指すという。

作品のNFT化で偽物排除&収入増加
コスプレイヤーは自分を支援してくれるファンに向けて、独自のNFTを発行できる。それは、限定イベントの招待券として機能するNFTであったり、偽物でないことが証明された写真付きNFTであったりするだろう。
コスプレイヤーだけでなく、カメラマンやファンもNFTを発行可能だ。業界を盛り上げるさまざまアイデアがNFT化されていくはずだ。
また、NFTの再販・転売時には、そのNFT発行者に売買代金の一部が還元されるシステムを導入する予定だ。これにより、プレイヤーはそのNFTに対して収入を得る権利をずっと確保し続けることが可能だ。これは、プレイヤーが人気を保ち続けるモチベーションにも繋がっていく。
コスプレ業界への貢献度をブロックチェーンで正当に評価
Curecosは、ブロックチェーン上の技術を利用し、なりすましを防止できる上、コスプレ業界に本当に貢献している人が公正に評価されるようになる。マナー違反や契約違反をするプレイヤーがいた場合は、その行動もブロックチェーンに記録されるため、業界内の信頼構築に役立つ。
コスプレイヤーと仕事をしたい企業は、仕事を依頼する前にこの記録を参照できるため、従来のようにTwitterのフォロワー数だけを頼りに依頼をしなければいけない状況を避けられる。
質の高いコスプレが正当に収益化できる業界へ
コスプレの人気は間違いなく高まっているにも関わらず、コスプレイヤーやカメラマンは、いまだに作品をうまく収益化できずにいる。
Curecosは、この「コスプレは稼げない」問題を解決する業界の救世主になるのか注目していこう。Curecosの仕組みによって、コスプレ市場の成長は、一段と加速するだろう。
Curecosは将来的には、このコスプレコミュニティを、企業の開発・運営を必要としない自律分散型組織(DAO)に発展させる目標を掲げている。プレイヤー個々人、IP保有者が、正当に稼ぐ力・権利を取り戻すべきであり、これが到来しつつあるWeb3.0の時代の姿だからだ。
国内初!仮想通貨取引所2社同時上場記念キャンペーン
現在Curecosでは国内初、2社同時上場を記念して、総額¥100,000相当のCOTを1人1万円 x 10名にプレゼントするキャンペーンを行なっている。
応募はCurecosのTwitterアカウントをフォロー(https://twitter.com/curecos)と該当のツイートをRTするだけなので、この機会に応募してCOTに触れていただきたい。
>詳細はこちら