イーサリアムの共同創業者ジョセフ・ルービン氏がCEOを務めるコンセンシスが17万5000ドルの助成金を拠出すると発表した。

イーサリアムの技術的な問題解決に向けた資金で、オープンソースのソフトウェア開発に使われる。2018年に開かれたデブコン(Devcon)4でルービン氏が総額50万ドルを拠出することを発表しており、これに続く第2弾。

現在、3回目の助成金プログラムを受け付けており、申し込み期限は来年1月14日。

今回の主な助成プログラムは以下。

セキュリティ分野

プロジェクト名:Lighthouse
助成金額:2万5000ドル
セキュリティ重視のイーサリアムセレニティクライアント。

インフラ分野

プロジェクト名:Zeropool
助成金額:2万5000ドル
複数のERC20トークン、イーサ、アトミックスワップをサポート。匿名で追跡不可能なトランザクションを開発

プロジェクト名:PISA
助成金額:2万5000ドル
仮想通貨のスケーラビリティに関するプロジェクト。トランザクションの99%がグローバルネットワークではなく当事者間でローカルでできる

プロジェクト名:Tellor
助成金額:2万5000ドル
オフチェーンデータのために、効率的でトラストレス、非中央集権型の代替手段を提供する分散型オラクルプロジェクト

プロジェクト名:DappNode
助成金額:2万5000ドル
個人が所有するノードの分散ネットワーク構築

インフラストラクチャのユーザービリティと開発ツール

プロジェクト名:アリス
助成金額:2万5000ドル
ネイティブモバイルアプリケーション構築を容易にするモバイルアプリ開発

プロジェクト名:Ethers.js
助成金額:2万5000ドル
イーサリアムJavaScriptライブラリ。セキュリティやコンパクトさ、シンプルさを重視したウォレットやフレームワーク、ツールを構築する