仮想通貨取引所シェイプシフトが、ウォールストリートジャーナル(WSJ)による「仮想通貨取引所が犯罪資金洗浄に使われた」旨の調査記事を厳しく非難した。コインデスクが伝えた

10月1日に公開されたブログで、シェイプシフトCEOのエリック・ボーヒーズ氏はWSJの記事を「記者は仮想通貨の仕組みを分かっていない。事実無根の内容だ」と非難した

問題の記事は9月28日に公開された。「46の仮想通貨取引所で、犯罪資金約100億円洗浄」という内容で、中でもシェイプシフトを通じて約12億円が動いたと報道されていた。
ボーヒーズ氏は「この額は取引量の0.15%に過ぎず、シェイプシフトでは法規制の遵守を徹底している。報道は誤認で、WSJによる欺瞞だ」と主張している。

シェイプシフトはその他の取引所と異なり、仮想通貨同士の取引を専門とするプラットフォームだ。ユーザー資金を管理しておらず、法定通貨を扱うこともないため、同氏は「そもそもシェイプシフトを通じての資金洗浄は不可能」だとしている。

(コインテレグラフ@マーケットアラート)