米仮想通貨取引所最大手コインベースがIT業界から人材を集めている。今度はビジネスに特化した米SNSであるLinkedIn(リンクトイン)社のデータ分析部門のトップだ。

リンクトインは日本ではWantedlyほどの認知度はないが、英語スキルや海外での職務経験のある人材層に根強い人気のあるSNSだ。

今回コインベースが引き抜いたのはリンクトイン社のマイケル・リー氏。コインベースではデータ解析のヴァイス・プレジデントを務める予定だ。

コインベースはこれまでの10カ月間で幹部層を強化してきた。財務、広報、技術部門の幹部に加え財務やコンプライアンス部門のトップを立てている。

コインベースの本社はサンフランシスコにあるが最近ニューヨークにも拠点を開設し、今後1年で100人採用するとしていた。

東京にも拠点を開設し日本進出もにらんでいるといわれる。

ちなみに同社には三菱UFJフィナンシャル・グループやNTTドコモも出資している。