コインベースは1日、アップルペイやグーグルペイの支払いにコインベースカードを対応させたと発表した。アップルペイなどのオンラインショッピングで利用するとコインベースカードで提供されている仮想通貨還元サービスを受けられるようになる。

これまでにもコインベースカードでは仮想通貨のポイント還元がアピールポイントとなっており、今回の発表ではサービスの適用範囲を拡大した形だ。買い物に応じてビットコインでは1%、ステラルーメンで4%のポイントが貯まり、貯まったポイントで仮想通貨還元が受けられる。

コインベースカードはコインベースが発行するVISAのデビットカード。ユーザーはモバイルアプリを通じて、仮想通貨をどのくらい使うかを管理できる。既報のように、コインベースは2020年2月にVISAカードの直接発行会社となった。2020年3月には欧州ユーザーはグーグルペイでコインベースカードが利用可能となった。

米国ではスマートフォンを使ったキャッシュレス決済の利用者数が増加している。コインベースはリリースの中で2020年に携帯を使った決済が29%増加したと明らかにした。