仮想通貨ウォレットプロバイダーのBRDは、米国の仮想通貨取引所コインベースによる買収後でも、ユーザーは「何も変わらない」と述べている。

BRDは24日のユーザーへの手紙の中で、同社のチームメンバーがコインベースに移動し、ウォレット開発を続けることになると明らかにした。コインベース・ウォレットは、BRDチームの参加は「WEB3の採用を加速させるのに役立つ」だけでなく、「セルフカストディに関する深い知識」を提供するだろうと述べている

「BRDウォレットアプリは何も変わらない。いつものようにあなたの資金は安全なままだ」とBRDは述べている。「将来的に、BRDウォレットのユーザーは、コインベース・ウォレットを使用したセルフカストディへの移行パスのオプションを利用できるようになる」という。

BRDは、以前はBreadwalletと知られていた。BRDにはBread(BRD)というユーティリティトークンがある。コインマーケットキャップのデータによると、コインベースの買収が発表されてから2時間以内にトークン価格が500%以上急騰し、0.16ドルから1.01ドルにまで上昇した。