秘密鍵の分散管理ソリューションを展開するトーラス・ラボの共同創業者、ゼン・ユウ・ヨン氏は11日、自身が新型コロナウィルスと診断されたとツイートした。ゼン氏は、ツイートの中でETHロンドンとイーサリアムコミュニティカンファレンス(ETHCC)でゼン氏と濃厚接触した人に対して、予防を措置を取るか、もしくは検査を受けるように呼び掛けている。
I fell ill yesterday and have just been diagnosed with #COVID2019. Everybody who had close contact @EthCC_ or @ETHLondon with me should take extra precautions and/or get tested
— Zhen Yu Yong (Zen) (@zenzhenyu) 2020年3月11日
ETHロンドンは2月28日~3月1日に開催されたイーサリアムのハッカソン。トーラスは現地でワークショップを開催していた。
またETHCCは3月3日から3月5日にかけてフランスのパリで開催されていた。トーラスは3月3日に分散型カストディをテーマにゼン氏が講演を行っている。
仮想通貨分野でもコロナウィルスの影響で、イベントの延期や中止が相次いでいる。
サンフランシスコで3月27日、28日に予定されていた「ビットコイン2020」は今年第三四半期に延期。また、デジタル商工会議所も11〜12日に開催予定だった「DCブロックチェーンサミット2020」の延期を決定した。
さらにテクノロジーと音楽・映画の祭典であるサウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)の主催者は、3月15日から18日に開催予定だった同イベントの開催を中止すると発表した。