ビットコインの史上最高値が近づく中、世界で初めて仮想通貨(暗号資産)に特化したライブストリーミング番組が立ち上がった。

米CNBCの仮想通貨番組でホストを務めるラン・ノイナー(Ran Neuner)氏が「クリプト・バンター(Crypto Banter)」と名付けられた番組を始めた。番組内ではニュースやオピニオン、インタビューのほか、業界リーダーとのライブディスカッションが放映される。

Crypto Banterは24時間365日視聴可能な世界初の仮想通貨特化型番組を目指している。

コインテレグラフに提供されたプレスリリースでノイナー氏は次のように述べている。

「Banterは、ツイッターとテレグラムでの仮想通貨に関する雑談を、信頼性の高い、モデレートされた番組で構成するように設計した。ノイズをフィルタリングし、人々が取引できる情報をライブストリーミング媒体でお届けする。」

現在Youtubeで公開されているCrypto Banterは、CNBCやコメディアンでありポッドキャスト司会者のジョー・ローガン氏が主宰する番組、トークラジオを掛け合わせたものと説明されている。ノイナー氏が最初に迎えたゲストはコインテレグラフのエディターであるアンドリュー・サーマン氏だった。

ノイナー氏はCNBCで仮想通貨に関する番組を立ち上げた2017年以来、仮想通貨やブロックチェーンに関して情報発信を行ってきた。

コインテレグラフはノイナー氏に今後数年間の仮想通貨の見通しについて聞いたところ、次のような返答を得た。

「我々は価値の貯蔵庫として、また米ドルの印刷に対するヘッジとして、ビットコインの偉大な採用を見ているが、ブロックチェーンの本当の採用はまだ始まっていないし、数年かかるだろう」とし、次のように加えた。

「今のところ、仮想通貨への投資には多くの投機が行われるだろう。お金は数分で作られたり失われたりするため、最新の情報が鍵となる。CryptoBanterがギャップを埋めるよ!」

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン