第3四半期のビットコイン先物取引の出来高 41%増加=CME

米シカゴ先物市場(CME)が17日、第3四半期におけるビットコイン(BTC)先物取引の一日平均の出来高が前期比で41%増加したと発表した。相場が低迷する中、引き続きビットコイン先物に対する強い需要が確認された。ただ、ビットコイン先物の増加がビットコイン価格下落の要因になっているという見方も出ている。

CME取引所におけるビットコイン先物の取引高一覧表(2018年Q1・Q2・Q3)

CME Bitcoin Futures ADV and OI in Q1, Q2, and Q3 2018. Source: CMEGroup

前期比での第3四半期の増加率は、第2四半期と比べて鈍化したという。また、未決済になっている契約総数を指す建玉は、前期比で19%上昇した。

ビットコイン先物の増加がビットコイン価格の下落に繋がっているという見方も出ている。サンフランシスコ連邦準備銀行は5月、ビットコイン先物取引が空売りなどの増加を招き、ビットコイン価格が2万ドルの最高値から下落した要因となったという見解を示した

CMEは去年12月21日にビットコイン先物取引を開始。シカゴオプション取引所(CBOE)が始めてビットコイン先物取引した直後にCMEも立ち上げた。CMEは7月、CBOEと異なり、近い将来にビットコイン以外の仮想通貨の先物は導入しない方針を示している