米大手銀行シティバンクが顧客向けに用意したメモの中で仮想通貨ビットコイン(BTC)が2021年12月までに31万8000ドルに到達する可能性があると予想した。

シティバンクのマネージングディレクターであるトム・フィッツパトリック氏がチャート分析を展開。機関投資家向けにビットコインのトレンドを分析し「痛みを伴う調整を経験した後、考えられないラリーを実現した」と高く評価した。

メモは、米国の仮想通貨業界関係者を中心にツイッター上で話題になっている。

フィッツパトリック氏は、ビットコインは過去に3回の強気相場を経験したと指摘。2010年〜2011年までの10カ月、2011年〜2013年の2年、そして2015年〜2017年の3年だ。最後の2回の強気相場の後に来た調整局面は、約12カ月だった。

同氏によると、現在強気相場の真っ只中。2019年初頭に強気相場が始まり、2022年待つまで続く可能性を秘めているという。

同氏は、今回の強気相場は「かなりうまく定義されたチャンネル」の中にあるとし、2021年12月までに31万8000ドルに到達すると予想した。

翻訳・編集 コインテレグラフ ジャパン