中国・青島市に実装されたクロスボーダーのブロックチェーン貿易プラットフォームで初めての取引を実施した。現地メディアが4月22日に報じた

この貿易プラットフォームは、会社信用情報の検証、輸出債券の認証、電子税申告書の管理を扱う。青島市の参加銀行が、プラットフォームを通じて外資系企業などと取引を行った。

10分間に数百万ドル(数億円)の取引を扱うことができる。同様の作業には以前は12時間近くかかっていた。また、処理を完了させるには税関オフィスに行く必要があった。

青島市拠点の自動車ブレーキ製造会社Borec Brakeシステムの金融担当者は、以下のように述べている。

「我々は、貿易金融融資がそこまで速く、運営がこれほど便利になるとは本当に期待していなかった。クロスボーダー金融ブロックチェーンサービスプラットフォームに感謝する。我々の会社の緊急のニーズが満たされた」

青島市は、今後さらなる参加銀行を増やしてネットワークを広げ、他のアプリケーションも追加していくとしている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン