中国・広州の金融監督当局の責任者は、広州市の仮想通貨プラットフォームはすべて撤退したと発言した。中国の仮想通貨メディア8BTCなどが26日に報じた。

中国の現地メディアの報道によれば、広州市金融監督局の邱亿通局長が、25日に北京で開催された会合で述べた。広州における金融リスクの予防・管理に関する進捗状況を報告する中で触れたという。

8BTCによれば、広州の金融当局は「ブロックチェーン」の名で運営されている企業を厳しく管理すると12月18日に発表していた。

「我々はブロックチェーンやデジタル経済といった新しいIT技術を推進するだけでなく、ブロックチェーン技術の名の下に違法なビジネス活動に従事する事業体を防いでいくべきだ」

中国では11月後半に規制当局が仮想通貨企業の取締りを積極的に進めた。ブルームバーグによれば、11月だけで少なくとも5つの仮想通貨取引所が閉鎖に追いやられた。また深セン上海でも取締りが行われていた。

【関連記事:中国、11月だけで5つの仮想通貨取引所が閉鎖 「17年以来で最大の取締り」=ブルームバーグ

【関連記事:中国深セン、仮想通貨トレード禁止に従わない39の取引所を特定

【関連記事:ビットコイン一時7000ドル近辺に、中国人民銀行が仮想通貨取り締まり強化発表