中国政府高官を教育する目的で出版される本「トップ級の交換とデジタル通貨について話す」の中で、中国がフェイスブックのリブラについて警戒していることが分かった。中国の地元ニュースサイトJinse.comが先週に報じた。
「トップ級の交換とデジタル通貨について話す」は、仮想通貨やAI(人工知能)などの政治経済への影響について考察する。出版元は中国共産党中央党校で、中国共産党の政府高官のトレーニングを手がける。
今回は、中央銀行発行のデジタル通貨(CBDC)やクロスボーダー(国をまたいだ)送金、リブラ、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)などについて取り上げた。
とりわけリブラについて、同本は政府と民間の協力関係を示すよい例であり未来の世界の通貨になる可能性があると指摘。同時に人民元の世界での影響力増大を目指す中国政府の邪魔をする可能性があると警戒した。
中国建設銀行(China Construction Bank)の元会長であるワン氏は本についてコメントを寄せリブラがアリペイやウィーチャットの脅威になる可能性があると指摘した。
「中国はスマホ決済で先行していた。しかし今、リブラが再びゲームを変えようとしている」
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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