新世代「ポッドキャスト×仮想通貨」の新しいかたち! - コンテントボックスとは?

 イケハヤことイケダハヤト氏などのインフルエンサーによってポッドキャストアプリのVoicy(ボイシー)が流行っている。隙間時間を利用して手軽に聞けることやラジオと違って過去の放送を聞いたり、コメントを送ったりすることができることも人気の理由だろう。

 世界でもポッドキャスト市場は盛り上がりを見せている。昨年はアメリカ人の3人に1人が月に1回以上ポッドキャストを聞いており、16年に比べ20%以上も増加している(Bridge Ratingsの調査)。

 以前はポッドキャストというと、iTunesやiPhoneなど利用できる端末が限られていたが、キャストボックス(CastBox)の登場により、アンドロイドなど幅広い端末で聞けるようになり、それがユーザー数を伸ばした要因とも考えられる。

 そのキャストボックスが急成長をみせ注目を集める中、ブロックチェーンを使った取引・決済プラットフォーム「コンテントボックス(ContentBox)」をローンチする。

 同プラットフォームの支払いや報酬の受け取りには独自通貨「BOXトークン(BOX)」を使用。BOXトークンは、イーサリアムベースのERC20トークンだ。現在エアドロップを行っており、今月末には複数の取引所に上場予定である。

1.エリート美女が創業者!

 キャストボックスCEO Renee Wang氏

 キャストボックスの創業者 Renee Wang氏は北京大学を卒業後、米グーグルに入社。Wang氏は独立するために自分の家さえも売却、「世の中にインパクトを与える仕事をしたい」という志のもと、キャストボックスを設立した。

2.世界135ヶ国、1700万人が利用

 現在、キャストボックス世界135の国々1700万人が使用するポッドキャスト・アプリケーションに成長。NLP機械学習によってリスナーに100万以上のユーザー中から、関連度が高いポッドキャストをオススメしてくれる。更に、ポッドキャスターが話したこと全てを対象に検索することもできるので、とても使い勝手が良い。同社はシリーズBの資金調達を終え、SIG中国などのVCから2950万ドル(約32億4700万円)以上を集めている

 キャストボックスはGoogle Playでベスト オブ 2017に選出された

3.仮想通貨専門のVC フェンブシ・キャピタルも投資

 コンテンツボックスのプロジェクトでは、フェンブシ・キャピタル(分布式資本)の創設者Bo Shen氏が、戦略アドバイザー・コーナーストーンインベスターを務めている。

 フェンブシ・キャピタルは、イーサリアムの考案者 ヴィタリック・ブリテン氏と共に、Shen氏が設立した仮想通貨に特化したベンチャーキャピタルだ。フェンブシは中国語で分布式と書き、「分散型」という意味である。名前の通り、ブロックチェーン関連のスタートアップに投資している。フェンブシ・キャピタルが投資するコンテントボックスへの期待は高い。

4.中間マージンなし、報酬は直接受け取り

 クリエイターにとって、収益化できるプラットフォームは重要だ。ポッドキャストアプリVoicy(ボイシー)は直接収益化できる仕組みを持っていない。

 イケダハヤト氏は自身のブログで、Voicyについて「問題はマネタイズ」と指摘している。

 「コンテントボックス(ContentBox)」では、仮想通貨 BOXトークンをユーザー間の取引や決済に利用することができ、クリエーターの収益化を実現するという。

 従来、クリエイターに収益化を提供するプラットフォームでは、中間マージンが発生することが多いが、コンテントボックスでは、個人クリエイターから中間マージンを一切取らない。同社はプラットフォームから収益化を図らず、トークン価値を高めることを目的としている。

5.デジタルコンテンツ市場の分散化へ

 コンテントボックスは、まずキャストボックスへの導入から始め、将来的には他のデジタルコンテンツ企業と提携し、その会社のコンテンツの決済・取引プラットフォームとして機能するという。

 汎用性の高さから、Shen氏は「コンテントボックスは、デジタルコンテンツ産業のキラーアプリになる」と語っている。

コンテントボックスを構成する3つの要素

BOX Payout:ブロックチェーン技術により、安全で早い決済が可能。BOXトークンを使用。

BOX Passport:ブロックチェーンによるデジタルコンテンツの著作管理が可能。

BOX Unpack: 中小企業向けデジタルコンテンツの組み込みのターンキーソリューション。

 

 コンテントボックスのインターフェースの一部

まとめ

 コンテントボックスは、ポッドキャスト業界で1700万人以上のユーザーを抱え、135の国々で展開するキャストボックスのプロジェクトだ。既存ユーザーの利用が期待される。

 また、米グーグル出身の創業者Wang氏やフェンブシ・キャピタルのBo氏など、開発者メンバーのキャリアや大物サポーターにも注目したい。

 音声クリエイターが活躍できる新プラットフォーム『コンテントボックス』による「ポッドキャスト×仮想通貨」の未来に期待だ。

 

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