人気のモバイル決済サービスであるキャッシュアップ(Cash App)は、アップデートの一環としてビットコイン・ライトニング・ネットワークを統合し、レイヤー2技術を使ったより高速で安価なビットコイン(BTC)送金を可能にした。

キャッシュアップは、ツイッター元CEOのジャック・ドーシー氏が共同設立したフィンテック企業ブロック(旧スクエア)が開発・所有している。

ライトニングネットワークは、ビットコインブロックチェーンの課題であるスケーラビリティを改善し、取引手数料を抑えながら取引速度を向上させるものだ。

先月、ドーシー氏は、ビットコインのエコシステムの開発に焦点を当てたスクエアの子会社であるスパイラルが開発したサービスであるライトニング開発キット(LDK)とのビデオに出演したばかりだ。LDKは、開発者がライトニングプロトコルをビットコインのウォレットや関連サービスに統合することを可能にする。

ドーシー氏はツイッターを離れる前、ツイッターとブルースカイで新たに開始されたチップサービスにレイヤー2プロトコルを統合することに関心を示していた。

Business of Appsの最新データによると、キャッシュアップは米国と英国で3600万人以上のユーザーがいる。