仮想通貨スタートアップのカーサ(CASA)は、カーサのビットコインノードの健全性を促進するためのノードモニターサービスと、それに伴う報酬プログラムを開始した。21日に公式ブログで明らかにした。

カーサは、ビットコインやライトニングのフルノードが実行できる「カーサノード」を展開している。

今回発表した「ノード・ハートビーツ」と呼ぶノードモニターサービスは、カーサのノードが世界中のどこからでも適切に動いているかどうかを確認できる。

この機能を使うと、カーサはTorを介してサーバーからユーザーのカーサ・ビットコイン・ノードに非常に短い接続を試みる。ノードがオンラインであれば、接続が確立され、カーサのアプリに記録される。

また1週間に5回以上、「ノード・ハートビーツ」をチェックすれば、カーサノードを持つ人に毎週10000 SatsBackを与える。SatsBackとは、カーサのSatsアプリで行っているビットコインによる報酬プログラム。1SatsBackは1satoshi(1BTCの1億分の1)にあたる。10000SatsBackなら、0.0001BTC(約1ドル)を受け取れることになる。

今回のノード監視機能は人々が使うことで、カーサでは「ビットコインやライトニングネットワークを積極的にサポートすることになり、ネットワーク全体が強化される」としている。

カーサについては、ライトコインの創設者であるチャーリー・リー氏が先週、同社に出資したことを明らかにしている

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版