トロントを拠点とする投資マネージャーのナインポイントパートナーズは、ビットコイン上場投資信託の最終目論見書を提出した。

木曜日のナインポイントの発表によると、カナダの10の州と3つの地域のそれぞれの証券規制当局は、ビットコイン(BTC)上場投資信託(ETF)を設立するための申請書を承認した。同社は3月に、既存のビットコイン信託をビットコインETFに転換することを計画していると述べていた

ナインポイントは、規制当局と証券取引所の承認を条件として、5月6日からビットコイン信託をビットコインETFに変換することを目指している。承認された場合、Ninepoint Bitcoin ETFは、ビットコイン信託で使用されているティッカーシンボル「BITC.U(米ドル)」でトロント証券取引所で取引される。またカナダドルでの信託に使われていた「BITC.UN」ティッカーはETFでは「BIT.C」に変更する。

カナダの規制当局は、投資ファンドマネージャー3iQ、パーパス・インベストメント、エボルブ・ファンズ・グループ、CIグローバル・アセット・マネジメントなどからの申請を受け、仮想通貨ETFに相次いでゴーサインを出している。