イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は17日、イーサリアム(ETH)ネットワークのGas(手数料)高騰問題で発生したコストが最大で1500万ドル(約17億円)に上るとツイートした。

「私の見積もりによれば、最近のイーサリアム ネットワークにおける送金手数料のスパムによって最大1500万ドルのコストが発生した(500万杯の緑茶、 75Lambos、コインベース のシードラウンド25回、テレグラムのICOの0.9%と同等だ)ここは自由市場だから私はそんなに動揺してないけど、それにしても驚いたよ」

 ブテリン氏が「スパム」として取り上げているのは、イオス(EOS)コミュニティとされる集団がイーサリアムネットワークのガス(Gas)を高騰させたと見られる。賭博分散型アプリケーション(DApps)のPoWH3Dなどの開発者Justo氏らは、EOSコミュニティが無目的のトークンを生成し、イーサリアムのネットワークを攻撃したと指摘。ガスを意図的に高騰させることでイオスの優位性を示そうとしたと主張していた。