ビットコイン(BTC)は4万7000ドルを突破したが、仮想通貨アナリストのPlanBは4万7000ドルはほんの始まりに過ぎないと主張している。

8月13日のツイートで、ビットコイン価格のストック・トゥ・フロー(S2F)モデルの提唱者であるPlanBは年末までに13万5000ドルに達すると述べている。

5月の中国でのマイニング規制強化の動きに伴ってBTC価格は暴落し、そのS2Fモデルはその信頼性を試される展開となっていた。

PlanB自身でさえ、ビットコインが2万9000ドルまで下落した際には「不安」を感じたときもあった。

それでも当時、彼はマイニング業界の再編が落ち着いた後でBTC価格は回復するだろうと予測していた。

PlanBは6月時点で、8月の終値には4万7000ドルになるはずだ予測していた。またPlanBによれば、月ごとにBTC価格は上昇を続け、年末には13万5000ドルに達するはずだという。

PlanBは厳しい批判に直面していたが、ビットコインはまさに4万7000ドルを突破することとなり、予測が実現した形となった。

さらにPlanBは「ビットコイン価格と200週間移動平均線と実現時価総額...すべて上昇している」と付け加えている

実現時価総額は、コインが最後に移動した時点での価格に基づいて時価総額を評価する方法だ。ビットコインの実現時価総額は金曜日に上昇し、史上最高値を更新。現在は3780億ドルを超えている。

ウィリー・ウー氏は、実現時価総額が最高値となったのは「ビットコインネットワークに保存さてれいる資本が、史上最高値を更新した」ことだと指摘。「ネットワークには4月の6万4000ドルの時よりも、今の4万7000ドルの方がより多くのお金が含まれている」と述べている。

Bitcoin realized cap vs. BTC/USD chart. Source: Glassnode/ Twitter