ビットコインは7月15日に約2週間ぶりに1万ドルを下回った。7月2日以来1万ドル台をキープ位してきたが、7月15日11時25分までの24時間で12%以上下落し、9940ドル付近でまで下がった。

(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(3ヵ月)」)

過去24時間で一時1400ドル近く下落したことになる。15日の12時40分現在は1万ドルをわずかに回復している(出典:Coin360

2つの大手仮想通貨取引所トップが、ビットコイン強気相場は機関投資家ではなく個人投資家が牽引しているという見方を示した。

バイナンスのジャオ・チャンポンCEO(通称CZ)は取引高の約60%が個人投資家によるもので、去年と変わっていないと指摘し、個人投資家が主導する相場であるという見方を示した

また、ビットメックスのアーサー・ヘイズCEOは、ビットコインのデリバティブ市場のデータをもとに、現在の相場は「個人投資家による現象」にとどまっていると話した

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仮想通貨市場の成熟度を示す機関投資家の本格参入説が崩れる中、個人投資家主導でボラティリティ(変動幅)の高い相場が続くかもしれない。

訂正
約3週間ぶりと書いていましたが、正しくは約2週間ぶりです。修正して更新しました。