地元の情報筋によると13日、仮想通貨取引所FTXの元CEOであるサム・バンクマン=フリード氏(通称SBF)の弁護士は、バハマの治安判事裁判所に保釈を要求した。
弁護士は、SBF氏は「うつ病」と「不眠症」に苦しんでおり、犯罪歴がないことや、逃亡する「十分な機会」があったにもかかわらずバハマから逃亡しようとしていないことから、逮捕する必要はないと主張。逮捕以来「アデロール」と「抗うつ剤」を含む薬を服用していないという。また弁護士は、SBF氏の保釈を認められた場合、電子監視や地元警察署への出頭にも応じるとした。
保釈金は25万ドルに設定するよう要求している(バハマドルは米ドルに対して1:1で固定されている)。
しかし、ジョイアン・ファーガソン=プラット判事は、SBFの保釈申請を却下し、「逃亡のリスク」を強調。SBF氏を2月8日までバハマで拘束するよう命じた。