プライバシー重視のブラウザであるブレイブの月間アクティブユーザーが2000万人を突破した。1年前と比べて130%増加したことになる。

10月の月間アクティブユーザー数は2050万人。1年前は870万人だった。

1日あたりのアクティブユーザー数は700万人となっている。

承認済みのコンテンツクリエイターの数は、昨年の30万人から100万人近くまで増えた。

ブレイブは、ウェブ広告を閲覧した利用者に独自トークンBAT(ベーシック・アテンション・トークン)を付与するプラットフォームを提供する。

またブレイブはプライバシー重視のブラウザとしても知られている。今年3月、ブレイブはグーグルを欧州の一般データ保護規則(GDPR)違反で正式に訴えた

日本でも注目度アップ

ブレイブは、注目が高まっているブラウザの1つだ。6月には、eスポーツチームや韓国のアイドルグループ「防弾少年団(BTS)」と連携した国内向けに限定のブラウザを提供すると報じられた

アンドロイドのアプリランキング「コミュニケーション」カテゴリーでは、日本で6位となっている

今年7月にはビットフライヤーと提携を発表。日本の資金決済法上、日本人はブレイブの広告を表示することでBATではなくBATポイント(BAP)を代わりに獲得できるようになっていたが、ビットフライヤーとの提携によって日本人ユーザーでもBATを受け取れるようになった。

ビットフライヤーの三根公博社長は今回の提携で、「Brave ブラウザは、ブラウジングという極めて日常的な行為の中で暗号資産を入手したり 使えたりする機会が持てることで、投資対象としてだけではない暗号資産の新たな可能性を 示すモデルケースになると考えています」と話していた。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン