分散型ブラウザのブレイブが、3月だけで100万人以上の新規ユーザーを獲得した。

ブレイブは、プライバシー重視のブラウザ。先月にはグーグルを一般データ保護規則(GDPR)違反で正式に訴えており、ブロックチェーンを基盤にした次世代のブラウザとして名乗りを上げている。

ブレイブのマーケティング部門トップのデス・マーティン氏は、4月1日、3月だけで新規ユーザーが100万人を超えたことを明かした。新型コロナウイルスの影響で世界中の人々が外出を控える一方でウェブブラウザやゲームなどの利用が増えていることが背景にあるかもしれない。

ブレイブの特徴は、ユーザーが広告を見るなど活動することで仮想通貨ベーシック・アテンション・トークン(BAT)を稼げる点だ。ブレイブは2017年にイニシャルコインオファリング(ICO)を実施。3500万ドル(約37億円)相当のBATを1分未満で発行した。

ブレイブは日本でも人気が高い。

アップブレインによると、4月1日時点のアンドロイドアプリのランキング「コミュニケーション」カテゴリーで、ブレイブは4位になっている。