7月27日、ブレイブ・ソフトウェア(Brave Software)はガーディアン(Guardian)と提携して、iPhoneおよびiPadユーザーにより高いレベルのセキュリティとプライバシーを提供する。

このパートナーシップにより、2社のプライバシースタックが統合される。ブレイブのプライバシー重視のブラウザとガーディアンのVPNおよびファイアウォールサービスが組み合わされる。ブレイブのブラウザのiOSユーザーは、ワンクリックで「Brave Firewall + VPN」をオンにでき、プライバシー侵入型トラッカーからデバイス全体を保護することができる。

出典: Brave.「Brave’s VPN+Firewall」のスクリーンショット

ブレイブユーザーは簡単に設定可能に

ブレイブのブレンダン・アイクCEOは、長年ガーディアンのVPNを使用してきたとコインテレグラフに語った。現在、ブレイブはユーザーがこのサービスを簡単に発見できるようにしている。

「私はすでにファイアウォールの料金を支払って、それを使っている、しかし、多くのユーザーはそれをまだ見つけていない。私たち、ブレイブがこれをプロモーションし、簡単に見つけるようにしたことで、簡単に設定できるようになった。設定で簡単にオンオフをスイッチできる。これは、ガーディアンにとっても良いことになるだろう。VPNを取得していないブレイブユーザーにとっても良いことになる」

ただ、ブレイブユーザーは、ベーシック・アテンション・トークン(BAT)を使用して、ガーディアンのVPNにサブスクライブできない。アップルが現在、これを許可していないためだ。

暗号化防止法はブレイブに影響しない

暗号化防止法を巡って、アイク氏は、そのような法案が可決されたとしても、当局がブレイブを追求することはまずないと考えている。アイク氏は、法執行機関側はより価値の高い目標を追求するだろうと考えている。

「これによって、ブラウザやオープンソースブラウザをバックドアする必要があるとなれば、私は非常に驚くことになるだろう。なぜなら実際には機能しないからだ。そしてもちろん、私は3つの頭文字を持つ当局にとってのより価値の高いターゲットは、コードが常に実行されているオペレーティングシステムだと思う。私たちは単なるオルタナティブなブラウザだ。新しい召喚状や国家安全保障関連のレターは届くことはないと思う」

ブレイブは「ニッチ」な製品ではない

アイク氏はブレイブは「ニッチ」な製品とは考えていない。彼は、それがFirefoxと同じ成長軌道にあると感じており、プライバシー保護の勢いによって、Googleの市場支配を打倒することにつながると考えている。

「私たちが自分たちを『ニッチ』と見なさいのは、すべてのブラウザがゼロから1に向かう中で、私たちの場合は、毎月1600万ユーザーに達しようとしている。つまり、それはニッチではなく、Firefoxと同じ成長曲線をたどっているということだ。この有力なユーザーコーホートと、これらのストーリーを報じるレポーター、そして独占禁止当局などがGoogleを法定に引きずり出す動きから、意識の変化の波が高まっている」

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン